かがみの置き手紙

オタクの書き置き管理所

公開直前のロロロ復習

こんにちは かがみです。

いよいよ明日、スタァライトの新作劇場版の公開ですね。楽しみな気持ちもある反面、「ちゃんと理解出来るか分からない…」と不安な舞台創造科の方々も少なくないのではないでしょうか。

そこで、今回は去年公開された劇場版総集編である「少女☆歌劇 レヴュースタァライト ロンド・ロンド・ロンド」(以下ロロロ)をざっくり2つのポイントから考察することでこれまでの流れをおさらいし、要点をおさえた上で新作劇場版に臨めるようにまとめようと思います。

(※筆者は新作劇場版の冒頭部分を視聴していない為、もしかしたら「それはねーよw」的な考察をしてしまっているかもしれません。ご容赦くださいm(_ _)m)




①ロロロとは一体何だったのか

便宜上総集編ということで、ロロロでは尺の都合上カットされたシーンがあったり話の流れが入れ替わったりと、TVアニメ版とは異なる編集、演出が施されている箇所が見られます。

特にTVアニメ版との話の入れ替わりには大きな意味があり、順番が替わったことによって第100回聖翔祭で華恋達が新たな解釈を加えて披露した「戯曲スタァライト」の物語の流れをなぞる形へと再編集されています。


第100回聖翔祭での「戯曲スタァライト」とロロロの再編集された話の流れ


Ⅰ.フローラはクレールと再会するが、クレールは記憶を失くしている

→華恋はひかりと再会するが、ひかりはキラめきを失くしている(アニメ第1話、3話、8話前半)

Ⅱ.2人は塔に登る決意をし、星を摘みに行く

→2人でトップスタァになる決意をし、2人でオーディションを合格することを目指す(アニメ4話)

Ⅲ.女神達との邂逅

→他の舞台少女達とのオーディション(アニメ2話、5話、6話、7話、8話後半、9話、10話)

IV.フローラは塔から落ち、クレールは幽閉される

→華恋はオーディションに敗れ、ひかりが贖罪として全員のキラめきを肩代わりして地下劇場に幽閉される(アニメ11話)

Ⅴ.フローラがもう一度塔に登り、クレールを救い出し奇跡を起こす(第100回聖翔祭の新解釈)

→華恋がもう一度地下劇場へ行き、ひかりと共にトップスタァになる(アニメ12話)


元々アニメ版と「戯曲スタァライト」にも物語の流れがリンクする部分はありましたが、こうして比較するとロロロは特に第100回星翔祭における「戯曲スタァライト」を忠実に再現していることが分かります。

つまりロロロは一言で表すなら『第100回星翔祭の流れを追体験出来るように再編集された「少女☆歌劇レヴュースタァライト」』と言えるでしょう。




②ロロロのタイトルの意味とは一体何か

そもそもロンドという言葉がどういう意味かというと


ロンド形式(ロンドけいしき、伊:rondo)は、楽曲の形式の一つ。異なる旋律を挟みながら、同じ旋律(ロンド主題)を何度も繰り返す形式。(Wikipediaより参照)


つまり同じメロディーが繰り返される音楽の形式のことを指すそうです。しかもその合間合間に異なるメロディーを挿入していく……………ん?






そうです。これはまさに華恋達99期生が行っている星翔祭と全く同じ形式になっているということにお気付きでしょうか。

星翔祭は毎年同じ演目を1年毎に新たな解釈や演出を交えつつ、進化させながら3年間演じるという行事で、ロンド形式の性質とぴったり合致します。そしてそれを3回繰り返しているということは、「ロンド・ロンド・ロンド」の「ロンド」とは第99回〜101回の星翔祭、華恋達が3年間演じる「戯曲スタァライト」をそれぞれ指しているのだと考えられます。

更にそれぞれの「ロンド」の主役が誰か、どの時間軸に焦点が当てられているか、ということを考えるとぼんやりと新作劇場版の輪郭が見えてきます。

1つ目の「ロンド」は第99回星翔祭。大場ななが主役の、「過去」を司る「ロンド」であることに間違いないでしょう。

2つ目の「ロンド」は第100回聖翔祭。ここでの主役は諸説ありますが、私は神楽ひかり説を推します。何故なら、ロロロの新規カットで頻繁に登場するななとキリンが対話する空間が常に青色のスポットライトで照らされていたり、ラストシーンではひかりがポジションゼロのマークがついた東京タワーの足場に立っていたりと、間違いなくひかりを主人公として意識させる演出、カットが存在しているからです。

よって①で先述したロロロ=100回聖翔祭の追体験という要素から

ロロロの主役=100回聖翔祭の主役=神楽ひかり

の図式が成り立つと考えられます。

つまり2つ目の「ロンド」である第100回聖翔祭の主役は神楽ひかりであり、この演目が現在の彼女達の最高到達点であることから「現在」を司る「ロンド」であると言えるでしょう。

そして最後の「ロンド」である101回聖翔祭。ここまでの流れを汲むと主役は愛城華恋であり、「未来」を司る舞台であり、この「ロンド」こそが今回の新作劇場版のメインテーマの1つとなることはほぼ間違いないと予想出来ます。


ロロロ主題歌である「再生賛美曲」には


ロンドはいつしか終わる  だから眩しい


という一節があります。

101回目の聖翔祭もいつか終わる。聖翔音楽学園の卒業、それぞれ別々の進路へ歩んでいく仲間達、そして、ひかりとの別離―

来るべき「未来」のその時、華恋は、舞台少女達は、何を想い、どんな選択をするのか―
















これはもう、分かりませんね。











はい、いかがだったでしょうか。(中身のないブログの決めゼリフ)


「舞台少女の死」や「ワイルドスクリーンバロック」等、まだまだ気になる要素が残っている新作劇場版ですが、今回は作品全体を通してのロロロの立ち位置を精査することで、逆算的に新作劇場版がどのような話になるのか、という視点で考察してみました。やっぱりアウトプット出来ると自分の中でも思考の整理がついていいですね。劇場版が公開されたらまた感想や考察を書いていきたいと思っています。

最後に、ここまで読んで下さった方はクソ長い上に文章だけで味気ない退屈過ぎる本記事に時間を割いて下さり本当にありがとうございました。ブログの書き方勉強するか…





ブログ始めます

はじめまして、かがみと申します。


まずは簡単に自己紹介から


名前(HN) かがみ

性別 ♂

年齢 アラサーに片足突っ込んだくらい

趣味 カードゲーム(遊戯王、DM、時々WS)、アニメ、漫画、ソシャゲ(デュエプレ、FGOウマ娘、時々シャニマス)等サブカルを広く浅く


主に上記趣味ジャンルのことについて書き殴っていくブログにしようと考えています。更新ペースとか具体的に何書くとかはなんも決めてないので手探りでやっていく感じになりますが温かい目で見守って下さると嬉しいです。


今後ともよろしくお願いしますm(_ _)m